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37秒のしあわせな時間。

  • 執筆者の写真: 明日香 川口
    明日香 川口
  • 2022年10月24日
  • 読了時間: 3分
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こんにちは。

10月22日の土曜日、スピードスケートの小平奈緒選手のラストレースとなる全日本距離別選手権を観戦しに、長野エムウェーブへ行ってきました。

引退宣言を4月にしていた時から、このラストレースを観に行きたいと強く思っていました。


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会場は超満員。

スピードスケートの観戦自体は初めてで会場に着くだけで少々興奮気味。


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Jr.の選手のレースから観戦し、その後アップで小平選手が滑り出した途端、周りからわぁと声が上がっていました。

私自身は、もうこの時点で、カメラを構えながら自分の涙の防波堤が危機的状況でした(笑)


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ラストランは37秒49で優勝。

この数十秒を走り切るために、想像出来ないほどの背景があると思います。

今まで積み重ねてきた33年分も背負って走る姿を眼前で見れたこと、引退セレモニーで小平選手が紡ぐたくさんの言葉を、あの場で自分の耳で聞くことができて、私も力を貰って、感動して・・・すごく幸せな空間でした。


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「小平奈緒」という人に、どうしてこんなに惹かれるのだろう?

と考えるのだけど、アスリートであるということだけではなくて、人としての魅力が凄まじくある人なんだろうと思います。


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数字で自分を評価してはいけない。

数字は自分の限界を決めてしまう。

タイムを競う競技で、これだけの記録を残してきた人ではあるけど、分かりやすい評価に飛びつくのではなく、目に見えないところに自分の重心を置いている。

風を切って、その心地よさを感じて、心はいつでも自由で何にも捉われない表現者だと感じるところが好きです。


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自分の人生はこれから先、止まることなく続いていく。

それをどのような人生にするのか、自分はどう生きたいのか、そこにしっかり向き合って、自らの手で作り上げて行こうとする感覚を素直に伝える人柄というか、私が惹かれる理由は、きっとそういうところなんだと思います。


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スケートが心の底から大好きということと、そこでめいいっぱい自分を表現し、それを通して見ている世界、生き方、考え方、心遣いにたくさん学ばされました。

本当に行ってよかったです。

「歩みを止めたら、そこで終わり」

競技の魅力だけじゃなく、大切なことをたくさん教えてもらいました。


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競技生活を終えた小平奈緒さんも、応援していきたいと思います。

さぁ、私もまた頑張るぞ。

いつもありがとうございます。 では、また。


ヒトツキデザイン

埼玉(上尾)・東京で企画から制作まで一貫してブランディング。

ロゴデザイン・WEBデザイン・紙デザインのこと、お気軽にご相談ください。

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